亀山市議会 2005-12-05
平成17年12月定例会(第1日12月 5日)
第 18 議案第123号
亀山市営住宅条例の一部改正について
第 19 議案第124号 亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について
第 20 議案第125号 平成17年度亀山市
一般会計補正予算(第4号)について
第 21 議案第126号 平成17年度亀山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第
2号)について
第 22 議案第127号 平成17年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第
1号)について
第 23 議案第128号 平成17年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1
号)について
第 24 議案第129号 平成17年度亀山市
水道事業会計補正予算(第1号)につい
て
第 25 議案第130号 市道路線の認定について
第 26 議案第131号
工事請負契約の変更について
──────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
──────────────────────────────────────
〇出席議員(31名)
1番 伊 藤 彦太郎 君 2番 加 藤 正 信 君
3番 前 田 耕 一 君 4番 中 村 嘉 孝 君
5番 坊 野 洋 昭 君 6番 宮 崎 勝 郎 君
7番 片 岡 武 男 君 8番 宮 村 和 典 君
9番 前 田 稔 君 10番 服 部 孝 規 君
11番 小 坂 直 親 君 12番 増 亦 肇 君
13番 杉 本 巳 範 君 14番 松 上 孝 君
15番 宮 﨑 伸 夫 君 16番 竹 井 道 男 君
17番 中 川 賢 一 君 18番 池 田 依 子 君
19番 小 川 久 子 君 20番 大 井 捷 夫 君
21番 豊 田 勝 行 君 22番 橋 本 孝 一 君
23番 水 野 雪 男 君 24番 葛 西 豊 君
25番 打 田 孝 夫 君 27番 櫻 井 清 蔵 君
28番 山 川 秋 雄 君 29番 国 分 修 君
30番 桜 井 勉 君 31番 森 淳之祐 君
32番 矢 野 英 直 君
──────────────────────────────────────
〇欠席議員(1名)
26番 打 田 儀 一 君
──────────────────────────────────────
〇会議に出席した
説明員氏名
市長 田 中 亮 太 君
助役 小 坂 勝 宏 君
収入役 草 川 徹 君
企画課長 匹 田 哲 君
企画課企画監 古 川 鉄 也 君
総務課長 石 山 覚 紀 君
総務課防災対策監 草 川 義 照 君
財務課長 浦 野 徳 輝 君
工事検査監 原 田 健 三 君
税務課長 笠 井 博 君
税務課副参事 川 戸 正 則 君
市民課長 服 部 雄 二 君
市民課副参事 最 所 一 子 君
生活環境課長 木 下 弘 志 君
生活環境課副参事 国 分 純 君
保健福祉課長 橋 爪 斉 昭 君
保健福祉課副参事 田 中 一 正 君
保健福祉課副参事 小 林 一 路 君
商工農林課長 別 府 一 夫 君
商工農林課副参事 多 田 照 和 君
商工農林課副参事 桜 井 紀 久 君
建設課長 水 野 博 君
建設課副参事 浜 口 伸 介 君
建設課副参事 川 瀬 行 雄 君
建築指導課長 一 見 敏 君
下水道課長 水 野 義 弘 君
市民サービス課長 木 崎 辰 雄 君
市民サービス課副参事 松 田 守 君
医療センター事務局長 櫻 井 光 乘 君
会計課長 青 木 七 重 君
消防長 米 田 功 君
消防本部消防総務課長 竹 中 壽 徳 君
水道課長 西 川 省 三 君
教育委員会委員長 横 山 瑳江子 君
教育長 伊 東 靖 男 君
教育総務課長 村 田 敏 彦 君
学校教育課長 榊 原 鐡 雄 君
社会教育課長 木 下 喜代子 君
図書館長兼
歴史博物館長 安 藤 利 幸 君
監査委員 加 藤 隆 君
監査委員事務局長 西 川 幸 夫 君
選挙管理委員会事務局長 桜 井 康 次 君
──────────────────────────────────────
〇
事務局職員
事務局長 主幹(兼)
議事調査係長
山 﨑 裕 康 城 隆 郎
議事調査係主任書記 松 永 篤 人
──────────────────────────────────────
〇会議の次第
(午前10時05分 開会)
○議長(
小坂直親君)
おはようございます。
ただいまから平成17年12月
亀山市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事につきましては、お手元に配付してあります
議事日程第1号により取り進めます。
日程第1、諸報告をいたします。
まず、
今期定例会の議事説明のため、
地方自治法第121条の規定に基づき、あらかじめ関係当局の出席を求めておきましたところ、お手元の配付文書のとおり、任命、または委任の通知に接し、それぞれ出席を得ておりますので、ご了承願います。
次に、
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく
例月出納検査結果報告書4件が提出されており、いずれも印刷の上、お手元に配付してありますので、ごらんおき願いたいと存じます。
次に日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長において、
8番 宮 村 和 典 議員
24番 葛 西 豊 議員
のご両名を指名いたします。ご両名には、よろしくお願いいたします。もし、会期中におきまして、ただいま指名の方にお差し支えが生じた場合は、それぞれ次の議席の方にお願いをいたします。
次に日程第3、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月26日までの22日間にいたしたいと思います。これに異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小坂直親君)
ご異議なしと認めます。
したがって、会期は本日から12月26日までの22日間と決定いたしました。
次に日程第4、
現況報告を行います。
初めに、市長に市政の現況について報告を求めます。
田中市長。
○市長(田中亮太君)(登壇)
平成17年12月
亀山市議会定例会の開会に当たり、市政の現況と今後の見通しについてご報告申し上げ、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご支援を賜りたいと存じます。
さて、去る10月31日、「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」の方針のもと、第3次
小泉改造内閣が発足しました。政府・与党は、来年度
予算編成に向け、懸案の三位一体の改革において、
生活保護費の負担金の削減と
施設整備の補助金をともに削減する方向で調整に入ったものの、
生活保護費については、地方は負担の押しつけと強く反対しているところでございます。なお、この件につき追加させていただきますが、
生活保護費の補助金の削減につきましては、去る11月30日の政府・
与党協議会において、削減対象から除外されましたので、まずは安堵いたしているところでございます。また、
道路特定財源の
一般財源化を含む
特別会計の改革が進行している状況にあり、さらには
政府系金融機関改革や医療費を初めとする
社会保障費のあり方についても協議が進められているところであります。
これら改革の行方は、なお不透明な状況でありますことから、現在作業を進めている本市の平成18年度の
予算編成では、歳入につきましては、
社会経済情勢の変動、国・県の施策、制度改正の動向等に十分留意し、可能な限り新たな財源の確保に努めてまいりたいと存じます。
歳出につきましては、
事業全般にわたり、
市民ニーズ、費用対効果や後年度の
財政負担等をさらに精査し、一層の合理的、効率的な
行財政運営を目指してまいりたいと存じます。
それでは、以下市政の各部門にわたりまして、
新市まちづくり計画の六つの基本方針に基づき、現況をご報告申し上げます。
まず、「産業の振興」のうち、農林振興でございますが、亀山茶の振興を図るため、去る10月8日に、中の
山パイロットで、第8回
亀山青空お茶まつりが開催され、市内外から来場された方々に
茶摘み体験や
手もみ実演等を通じて、茶の
産地ならではのPRが展開できたものと存じます。
また、農村集落の景観向上と
自然環境保全を目的としまして、去る10月9日には太田地区、同月16日には
三寺地区におきまして、それぞれの
営農組合主催による
コスモス祭りが開催され、営農者と市民の触れ合いの場として盛会のうちに終了し、地域の方々も自信を深められたことと存じます。
次に、
県営事業でございますが、
北勢広域営農団地農道整備事業につきましては、
東名阪自動車道の
橋梁下部工事が本年度完成に向け、順調に進められております。また、安楽川と八島川にかかる2橋の
耐震工事が近く発注されると伺っております。
一方、
三寺地区の圃場整備につきましては、面工事21.5ヘクタールが完了し、残る用排水路の
整備工事が近く発注されると伺っております。
次いで、商業の振興でございますが、本市の冬の伝統行事であります亀山大市が、来年1月28、29日の両日に亀山市
商業団体連合会の主催により開催される予定でございます。今回も商業者と地域の人々との
触れ合い交流やにぎわいが生まれるよう、市といたしましても支援してまいりたいと存じます。
次に、観光の振興でございますが、去る11月6日には、
東海道関宿街道まつりが
実行委員会の主催により開催され、前夜祭も含めて市内外から多数の人々にお越しをいただき、晩秋の関宿のひとときを楽しんでいただけたものと存じております。なお、開催に当たり、ご協力いただきました
関係各位に対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。
次いで、「教育・文化の充実」でございますが、
学校教育、
社会教育等、教育分野の詳細につきましては、後ほど
教育委員会当局からご説明申し上げます。
続きまして、「
健康福祉の充実」でございますが、去る10月23日に開催しました合併後初めての「
クローバーフェスタ・あいあい祭り2005」につきましては、好天に恵まれ、多数の市民の皆様方にお越しいただき、成功裏に終了することができました。開催に当たり、ご協力いただきました
関係各位に対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。
次に、「白鳥の湯」の無料開放でございますが、市内在住の65歳以上の高齢者を対象にした「湯ったりお風呂の日」を老人週間中の去る9月20日に実施いたし、122人の方にゆっくりとくつろいでご利用いただきました。また、障害者とその介助者を対象にした「支え合いふれあい入浴日」につきましては、本年度第3回を今月6日に予定しているところでございます。
次いで、
障害者福祉の関係でございますが、去る10月31日に
障害者自立支援法案が国会で可決され、これまで精神障害、知的障害、身体障害の種別ごとにそれぞれの法律に基づいて提供されてきた
福祉サービスや
公費負担医療について、共通の制度のもとで一元化されることになったところでございます。これにより、障害の種別にかかわらず、障害者の
自立支援を目的とした
サービスが提供されることになりました。来年度からこの
自立支援法に基づいた
障害者福祉サービスの提供に取り組んでまいりたいと存じます。
次に、
児童福祉関係でございますが、平成18年度の保育園児の
入所申し込み状況につきましては、公立及び私立の13の保育所におきまして、新規218人、在園児765人、合計983人でございました。昨年度と比較しまして、ほぼ同数の
入所申し込み者数があったところです。今後、
家庭状況等を調査の上、入所の決定をいたしてまいりたいと存じます。
ところで、
民間保育所野登愛育園の
引き継ぎ関係でございますが、これを引き継ぐところの
社会福祉法人「
微笑福祉会」
野登ルンビニ園の法人設立が、去る8月30日に認可されたことに伴い、
園舎等施設整備工事が来年の4月開園を目指し、着々と進められているところでございます。市といたしましても、亀山市
社会福祉法人に対する助成条例に基づき、
当該施設の整備費の一部を助成し、
児童福祉施設の充実を図ってまいりたいと存じます。なお、これの財源につきましては、
地域福祉基金を充当すべく、本議会に亀山市
基金条例の一部改正を提案させていただいております。
次に、
保健関係でございますが、
乳がん検診につきましては、これまで個別検診のみに
マンモグラフィーによる検診を行ってまいりましたが、本年度より集団検診においても、この
マンモグラフィーによる
乳がん検診を開始し、乳がんの早期発見に努めております。
また、
転倒予防教室につきましては、これまで
総合保健福祉センターのみにおいて開催しておりましたが、本年度より
地区コミュニティセンター等においても開催いたし、介護予防に努めているところでございます。
続きまして、「生活基盤の充実」のうち、道路の整備につきましては、
地方道路交付金事業を活用し、通学・
生活道路の
安全性向上や防災機能の強化を図るため、市道6路線の整備を推進いたしており、すべての路線について工事発注を行ったところでございます。
また、
和賀白川線につきましては、昨年より用地の買収を進めているところであり、本年より取りつけ部分である
県道鈴鹿関線交差点周辺の工事に着手いたしております。
ところで、
東名阪自動車道の
亀山パーキングエリアを利用した
ETC専用の
スマートインターチェンジの社会実験につきましては、去る10月28日付で
国土交通省から今年度の実験地として採択されましたことから、国・県・市・
中日本高速道路株式会社等から成る
実験協議会において詳細を調整いたし、来る17日に実験が開始されることとなっております。
次に、10月23日に
鈴鹿川河川敷におきまして、
国土交通省を初め
鈴鹿川流域市町が呼びかけた「川と海のクリーン大作戦」を開催いたし、ごみ等の清掃に多数の市民の皆様にご参加をいただき、厚く御礼を申し上げる次第でございます。今後もこのような活動を通じ川と親しむことができる
環境づくりに、広域的な連携や市民参画を得て、より深めてまいりたいと存じます。
また、去る11月6日に開催の
砂防フェアーでは、
土砂災害の実態と防止対策を写真やパネルにより紹介いたし、多数の市民の方々にごらんいただき、
土砂災害に関する知識の普及・啓発と防災意識の向上を図ったところでございます。
次いで、
水道事業でございますが、
水道事業の上半期の状況につきましては、給水収益が
大口需要者を中心に給水量が伸びたことから、前年同期を上回るなど、底がたく推移いたしております。
次に、
下水道事業でございますが、
流域関連公共下水道事業につきましては、井田川・能褒野、御幸・本町南部、野村、関第5の各処理分区で、
管渠布設工事をそれぞれ進めております。
また、
公共下水道の
都市計画決定につきましては、旧亀山市が平成5年に、旧関町が平成9年に、それぞれ用途区域について
都市計画決定を行っておりますが、
公共下水道計画の全域を排水区域とする変更の諸準備をしているところでございます。
次いで、
農業集落排水事業でございますが、両尾・
安坂山地区及び
南部地区の
管路布設工事をそれぞれ実施いたしております。また、
南部地区汚水処理施設実施設計を発注したところでございます。さらに、坂下地区、市瀬地区につきましては、
汚水処理施設用地の測量及び
地質調査業務を発注したところでございます。
一方、昼生地区につきましては、自治会及び
地区コミュニティーの役員の方々への説明や各
自治会別の説明を開催し、事業の推進を図っております。また、地域におきましても、
推進協議会設立に向け取り組んでいただいているところでございます。
次に、
公共施設の活用・整備のうち、
市営斎場建設事業につきましては、これまで候補地の選定を慎重に検討してまいりました。このたび、この選定地について本議会にお示しいたすところでございます。なお、用地購入に伴い、本議会に関係経費の
予算補正を提案させていただいております。
ところで、
計量棟増設事業につきましては、
総合環境センター内の混雑を回避すべく進めているところでございますが、特に
持ち込みごみが多くなる年末までには、
計量棟建屋、
管理システムなどを完成いたすべく取り組んでまいります。
次いで、
消防関係でございますが、去る11月9日から15日まで全国一斉に秋の
火災予防運動が実施され、
防火フェアーを通じて火災予防の啓発を行ったほか、一般家庭や
ひとり暮らしの
高齢者宅を訪問し、防火指導を行うなど、防火意識の高揚に努めたところでございます。
また、
住宅用火災警報器の普及につきましては、市広報、出前講座、
ケーブルテレビ、各家庭へのリーフレットの配布及び
民生委員連絡協議会、
建設労働組合などの各種団体への会合に出向いての啓発説明を実施するほか、
コミュニティー単位の説明会を計画いたしております。
一方、大規模・特殊災害に対処するため、去る10月6日の三重県
警防技術交換会に参加し、消火・救急・救助の総合的な部隊運用を取り入れた警防技術の向上に努めております。
次に、応急手当の普及活動につきましては、AEDを取り入れた救命講習の実施や設置指導について、
講習会等のあらゆる機会ごとに行い、救命率のさらなる向上に最善の努力をいたしてまいりたいと存じます。
続いて、
防災関係でございますが、東海・東南海・
南海地震等の発生を想定し、
地震防災研修会を
自治会連合会の参画、
亀山耐震推進委員会の協力を得ながら、市内39ヵ所で開催いたし、1,000人を超える市民の方々に参加をいただいたところでございます。今後、地域や家庭での減災に向けた取り組みにつながるものと存じております。
一方、昨年度より実施いたしております65歳以上
高齢者宅の家具等の
転倒防止支援事業でございますが、本年度は
高齢者世帯に対象枠を拡大いたしましたところ、434件の申し出がございましたので、来年1月末までに三重県
建設労働組合亀山支部や
民生委員のご協力のもと、耐震化の支援を行う予定でございます。
続きまして、「環境にやさしい社会の形成」でございますが、刈り
草コンポスト化事業につきましては、
コンポスト施設の
設置工事が完成いたし、去る11月15日に
完成見学会をとり行ったところでございます。今後は
計量システムや
コンポストヤード等を整備するとともに、
コンポスト化の促進試験を実施し、来年4月1日からの
供用開始に向けて取り組んでまいりたいと存じます。なお、
供用開始に向け、本議会に亀山市
総合環境センター条例の一部改正を提案させていただいております。
次に、
こどもエコクラブ全国フェスティバル事業につきましては、去る10月12日に、環境省、三重県、
日本環境協会などにより
実行委員会が開催され、
事業計画、収支予算が承認されたところでございます。今回の
フェスティバルでは、全国の子供たちに歴史・文化の大切さを体験していただき、思い出多いものにするために、関の町並みを中心としたホームステイを計画いたし、市民の方々のご協力を得て成功させたいと考えております。
一方、
総合環境研究センター事業につきましては、環境について学ぶ場、学ぶ機会の充実、人材の育成・確保のために、「かめやま
環境市民大学」を開催されているところでありますが、115人の方々の応募があり、去る9月28日には第1回目の市民大学が盛況に行われたところでございます。また、地域の環境に関する活動や情報を市民の方々が取材し、季刊誌を発行される計画もあり、
亀山環境市民記者に6人が選ばれたところでございます。
次に、
指定ごみ袋導入事業につきましては、より多くの市民の皆様にご意見をお聞かせいただき、導入に向け引き続き検討いたしてまいります。
続いて、
ISOマネジメントシステム推進事業につきましては、合併後、各課・各施設におきましてさまざまな
環境負荷の低減に取り組んでまいったところでございますが、来年1月には外部審査を受審いたし、今年度中の認証取得を目指して諸準備を進めているところでございます。
一方、
環境再生事業につきましては、池、湿地、歩道などがほぼ完成いたし、来年のオープンに向け、事務所、あずまや、トイレなどの建築、水生植物の植裁に取り組んでいるところでございます。
続きまして、「情報化と地域自治の推進」でございますが、新市の
地域経営力を高め、地域・市民の多様化する期待に的確かつ迅速に対応するため、平成18年4月に組織・機構改革を実施すべく、本議会にお諮りいたしております。
次に、
総合計画の策定状況でございますが、去る11月16日、17日の両日に、第2回各部会及び第1回
ワーキンググループ会議を合同で開催し、
施策別現況、
課題調査作業に着手したところでございます。また、
地域まちづくりワーキンググループでは、これまで4回開催いたし、基本構想における土地利用の検討を行っているところでございます。さらに、企業団体のヒアリングや市広報での市民意向の把握に努めているところでございます。
一方、亀山市地域活力創生委員会でございますが、これまで4回開催いたし、テーマの決定と、そのテーマに基づき地域における活性化策や一体感を醸成する施策について議論を重ねているところでございます。
このほか、市長と地域を語る会を去る10月17日から11月8日までの11ヵ所で開催し、本年度の主要事業と
総合計画の策定について説明するとともに、今後のまちづくりや地域の課題についてご意見を伺ったところでございます。
次に、去る10月1日現在で、全国一斉に実施された国勢調査につきまして、確定数値は後に総務省から公表されますが、概算の集計結果といたしまして、人口は4万9,258人で、うち男性が2万4,655人、女性が2万4,603人で、前回の調査の平成12年に比べて、旧亀山市・旧関町を合わせて2,652人の増加となり、世帯数は1万7,807戸と2,282戸の増加となりました。
さて、関地区のコミュニティーにつきましては、8
地区コミュニティー準備会で関
地区コミュニティー設立準備連絡協議会を立ち上げ、毎月1回会議を開催し、平成18年度の早期立ち上げに向け、協力してコミュニティーの組織化を進めていただいております。平成18年度につきましては、鈴鹿馬子唄会館、林業総合センター、北部ふれあい交流センター、文化交流センターを拠点に活動いただく予定でございます。
また、仮称ではございますが、市民協働センター整備事業につきましては、市民等で構成する検討運営委員会を2回開催しました。委員の貴重なご意見を参考にさせていただき、市民参画の拠点施設として、より利便性の高いセンターとするため、検討しているところでございます。
次に、亀山市誕生記念事業関係でございますが、去る2日にNHKラジオの「ふるさと自慢うた自慢」の公開録音を市民参加のもと、文化会館で実施いたしました。審査員として2人、出演者として6人の市民が参加し、新市の見どころや歴史・文化について情報発進していただきました。
次いで、日本武尊・白鳥伝説交流事業でございますが、去る11月6日に大阪府羽曳野市及び奈良県御所市から、自治会長60人、本市から39人の自治会長に参加いただき、
東海道関宿街道まつりにおいて町並みを体験しつつ、各市の自治会活動について情報交換いただき、その後、能褒野御墓において3市交流の原点での歴史の再認識と交流を深めていただいたところでございます。
ところで、市内のフェロシルト問題につきましては、地域住民の皆様にご心配をおかけいたしておりますが、製造業者より去る11月15日に回収計画を受理いたし、来年1月下旬に回収作業に着手する予定となっております。今後もこの回収作業が確実に実行されるよう製造業者へ督励いたし、県に対しましても、指導並びに監督を徹底するよう強く申し入れてまいります。
最後に、本年8月21日から11月20日までに係る3,000万円以上1億5,000万円未満の
工事請負契約の状況は、別紙のとおりでございましたので、ご高覧賜りたいと存じます。
以上、簡単ではございますが、市政の
現況報告についてご報告を申し上げました。何とぞよろしくご了承賜り、一層のご支援とご協力のほどをお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(
小坂直親君)
市長の
現況報告は終わりました。
続いて、
教育委員会委員長に教育行政の現況について報告を求めます。
横山
教育委員会委員長。
○
教育委員会委員長(横山瑳江子君)(登壇)
おはようございます。
平成17年12月
亀山市議会定例会の開会に当たり、教育行政の現況についてご報告を申し上げ、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
まず初めに、このたび重大な児童の痛ましい事件が生じましたので、ここに追加報告をさせていただきたく、よろしくお願いを申し上げます。
11月22日、広島市の小学校の児童が、下校途上で殺害されるという痛ましい事件が発生しました。深い悲しみと憤りを覚えるとともに、被害に遭われたお子様並びにご遺族の皆様には、心よりお悔やみを申し上げます。
市教育委員会では、全校・全園に安全指導の徹底及び通学路の再点検など、一層の安全確保を図るよう指示いたしたところでございます。また、保護者・地域・関係機関との連携・協力をさらに強めてまいりたいと存じます。
また、12月1日には栃木県今市市で、女子児童が下校途上で不明になり、後に遺体で発見される重大な事態が生じました。来る9日には校長会議を開き、さらに協議をし、安全確保の徹底を図ってまいります。
審議中でありました中教審の答申が、この10月に「新しい時代の義務教育を創造する」と題しまして発表されました。その中で、改革の目標は「「学校力」を強化し、「教師力」を強化し、それを通じて、子どもたちの「人間力」を豊かにする」とあります。義務教育の構造改革により、「市区町村と学校の主体性と創意工夫でローカル・オプティマム(それぞれの地域において最適な状態)を実現する必要がある」とも指摘されていますように、市と学校の果たす役割はますます重要になってきております。
また、去る10月11日、市内小学校教諭の個人情報が含まれたパソコンが盗難に遭うという事案が発生しました。該当の児童及び保護者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様には教育に対する信頼を失わしめたことに対しまして、改めて陳謝申し上げます。諸帳簿及び公文書の取り扱いにつきましては、平素より適正な管理を指示してまいりましたが、今回の事案が生じましたことはまことに遺憾に思うところでございます。事案発生以後、すべての学校を対象に再発防止のための点検や研修会を行ったところでございます。
それでは、この秋のさまざまな取り組みと成果について、
学校教育からご報告を申し上げます。
まず、今年度の研究指定校の発表ですが、まず去る10月26日には亀山中学校におきまして、「自ら考え、思いを出し合い、たがいに高まり合える生徒の育成」をテーマとして開催されました。市内の教職員約150人が参加し、3クラスの提案授業を参観した後、全体会、分科会を通してテーマに沿った実践内容を熱心に論議いたしたところでございます。
次いで、去る11月16日には関小学校におきまして、「つながり合う力を育てる」をテーマとして開催されましたが、市内はもとより北勢管内より多数の参加者を得て、盛大に行われました。全学級が提案授業を行い、全学年による分科会が開かれ、分科会の中ではさらに小グループに分かれ、各学年の実践内容について活発な意見交換が行われました。
次に、中学校のスポーツ活動でございますが、鈴鹿・亀山地区新人体育大会におきまして、柔道の部、個人戦中量級で、中部中学校男子生徒が優勝し、同大会陸上競技の部では、中部中学校の男子チームが総合優勝に輝いております。また、去る10月28日より横浜市で開催されました全国ジュニアオリンピック陸上大会に、中部中学校から男子3人、女子1人が出場いたしました。さらに、去る11月8日、西野公園にて行われました亀山・鈴鹿地区中学校駅伝競走大会では、中部中学校男子チームが1時間21秒という好タイムで優勝しており、県大会では3位の成績でございました。
一方、文化活動でございますが、去る11月10日には、恒例の亀山市小・中音楽会が開催され、市内小・中学校全校が参加し、合唱や合奏を披露したところでございます。子供たちが真剣に取り組んでいる姿に、会場の保護者から大きな拍手が送られました。
また、好天に恵まれた去る11月12日には、「青少年のための科学の祭典」第2回亀山大会が開催されました。各学校の教職員、学校関係OB、関係機関や団体の方々の積極的な参加により24のブースが開かれ、各所から子供たちの歓声が沸き起こりました。
次いで、去る12月3日には、「ヒューマンフェスタ亀山」が同
実行委員会の主催で開催されました。講演会、中学生の発表、民俗音楽の演奏会など、充実したプログラムが組まれ、参加の皆様には人権の問題を幅広くとらえ、考えていただくことができたと思います。
続きまして、社会教育でございますが、生涯学習の推進につきましては、新市の誕生に伴いまして生涯学習の環境整備を図るための新たな指針となる生涯学習基本計画の策定作業を進めており、小・中学生を含む市民の方々からアンケート調査の集約と分析を行うとともに、各機関や団体の皆様方で組織するワーキング会議の中で、さまざまな立場や角度からのご意見をいただきながら、歴史・文化を生かした亀山らしい生涯学習のあり方を検討いたしているところでございます。また、新市誕生記念事業として、来年2月に生涯学習
フェスティバルを実施いたし、星野仙一氏を講師に文化講演会も同時に開催する予定でございます。
次に、青少年の健全育成事業におきましては、青少年補導センターの重点施策として補導委員を中心とした地区補導体制の強化を図ることといたしており、補導委員研修会等を通じてそれぞれの活動状況や問題等の情報交換を行いながら、各地域において非行防止活動を初め危険箇所の点検、児童・生徒への声かけなど、子供たちの安全・安心な
環境づくりに積極的な活動を行っております。
次いで、文化財保護事業につきましては、亀山西小学校の改築事業に合わせて工事を進めております亀山城二之丸帯曲輪等の復元について、現在、土居や土塀など江戸時代末期の姿が形となってあらわれつつあり、来年3月末には学校と一体となった城下町のたたずまいが完成する予定でございます。また、関町地内における遺跡詳細分布調査事業につきましては、去る11月に指導委員会を立ち上げ、三重大学生らによる現地踏査を始めたところでございます。
一方、文化振興事業でございますが、去る11月に合併後初めての第1回市民文化祭を文化会館と関文化交流センターの2会場において328点の作品を展示するとともに、文化会館で芸能発表を開催したところ、合わせて約2,000人の来場があり、市民の皆様には、この秋、薫り高い文化に触れていただくとともに、文化・芸能を通して地域の一体感が醸成されつつあるものと実感いたしております。また、美術文化の向上を図る美術展を来年1月に開催する予定で、諸準備を進めているところでございます。なお、文化会館改修事業につきましては、音響設備改修工事に伴う設計業務をこのほど委託したところでございます。
次に、スポーツ振興事業につきましては、この秋、壮年ソフトボール大会や女性バレーボール大会、市民綱引き大会、体力テスト、オリエンテーリング大会などを開催し、子供からお年寄りまで幅広い市民の皆様にご参加をいただき、生涯スポーツの振興を図ったところでございます。また、恒例の江戸の道シティーマラソンにつきましては、来年1月8日に開催予定で、現在
実行委員会により諸準備を進めていただいております。
続きまして、図書館についてでございますが、8月に創作童話を募集いたしましたところ、10月までに県内から27点の応募があり、うち6作品を選び、今後幼児の読み聞かせ童話として利用するところでございます。また、読書週間事業として、去る11月12日、市内在住の山口淳有氏によります「本の中から視えるもの、聴こえるもの」の講演会を開催しましたところ、多数の方々に参加していただきました。
次いで、歴史博物館でございますが、企画展示室では、去る10月1日から11月29日までの間、「宿場のうつりかわり~亀山・関・坂下~」を開催しました。また、会期中には現地見学ツアー「匠の技探訪~亀山宿・関宿・坂下宿~」や企画展記念講演会の関連事業を開催し、大勢の方々にご来館いただきました。
一方、常設展示室では、来年1月29日まで、亀山市史編さん近世部会中間報告展示「近世文書を調査する~亀山市の江戸時代は~」と題したテーマ展示を開催し、近世部会が近世文書をどのように調査しているのか、亀山の近世文書とともに展示紹介しております。
また、その他のゾーンでは、亀山市域の
近代史として注目される関萬古を初窯で焼かれたものもあわせて展示しているところでございます。
次いで、小・中学校等の
施設整備についてでございますが、本年度予定しておりました体育館及び校舎等の大規模改修工事や
耐震工事につきましては、すべて完了いたしております。残る施設につきましても、平成18年度の完了に向けて諸準備を進めてまいりたいと存じます。
次に、亀山西小学校改築事業でございますが、工事進捗率は10月末時点で全体の70%であり、ほぼ当初の工程どおり進んでおります。現在、普通教室棟及び体育館の内装工事を行っており、来年2月に新校舎への引っ越しを予定いたしております。
以上、教育行政の現況についてご報告申し上げました。よろしくご理解を賜り、なお一層のご指導とご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(
小坂直親君)
現況報告は終わりました。
会議の途中ですが、10分間休憩いたします。
(午前10時50分 休憩)
───────────────────────────────
(午前11時03分 再開)
○議長(
小坂直親君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
次に日程第5、議案第110号から日程第26、議案第131号までの22件を一括議題といたします。
まず、事務局長に議案を朗読いたさせます。
○
事務局長(山﨑裕康君) 「議案朗読」
○議長(
小坂直親君)
続いて、市長に上程各案に対する提案理由の説明を求めます。
田中市長。
○市長(田中亮太君)(登壇)
それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げたいと存じます。
まず、議案第110号亀山市
行政組織条例の制定についてでございますが、新亀山市の
地域経営力を高め、地域市民のさまざまな期待に的確かつ迅速に対応するため、
新市まちづくり計画、行政運営の基本方針及び合併協議における新市組織整備方針との整合を図り、平成18年度から現在の課係制から部室制に改め、組織・機構改革を実施するものでございます。
その内容は、組織構造と業務執行体制を中心にこれを見直し、組織のフラット化を図るもので、市長部局におきまして企画政策部、総務財政部、市民部、保健福祉部、環境森林部、産業建設部、上下水道部の7部を設置するほか、防災・防犯・コンプライアンス等、市民の安全・安心なまちづくりに資する危機管理室と、効率的で合理的な工事計画、設計の審査等を行う設計審査室の2室を助役直属の組織として新たに設置するものでございます。
次に、議案第111号亀山市公の施設の
指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定についてでございますが、
地方自治法の改正に伴いまして、現在公の施設で管理委託しております施設につきまして、平成18年度から
指定管理者制度を導入することから、
指定管理者の指定の手続等に関する共通事項につきまして本条例で規定するものでございます。主な内容は、
地方自治法第244条の2第3項及び第4項の規定に基づき、
指定管理者の指定手続として申請の方法、選定基準等、また
指定管理者が行う管理の基準といたしまして個人情報の保護等、業務運営に係る基本的な事項につきまして定めるものでございます。
次に、議案第112号亀山市
基金条例の一部改正についてでございますが、現在の
地域福祉基金を、今後高齢者に限らず幅広く地域保健福祉の増進のため活用できるよう、所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第113号亀山市
運動施設等条例の一部改正についてでございますが、現在、管理委託制度により管理している運動施設等につきまして、平成18年度から
指定管理者制度を導入いたしたく本条例を改正いたすものでございます。主な改正内容は、
指定管理者が行う業務の範囲、運動施設等の開場時間及び休業日などを規定いたすものでございます。
なお、あわせて観音山テニスコートの使用料を他の庭球場施設との整合を図り、また各運動施設等の使用時間を30分延長して、利用者のニーズに対応できるよう改正いたしております。
次に、議案第114号亀山市
総合保健福祉センター条例の一部改正についてでございますが、亀山市
総合保健福祉センター内の浴場施設の管理につきまして、現在、管理委託制度を採用していますが、このたびの
指定管理者制度導入に伴い、センター全体を見直しいたしました結果、当面はセンター全体の管理を市の直営にて一括管理することが保健福祉の拠点として有効であると判断いたしましたので、所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第115号亀山市
学童保育所条例の一部改正についてでございますが、平成18年度より3ヵ所の学童保育所の管理につきまして
指定管理者制度を導入することから、
指定管理者が行う業務の範囲、各学童保育所の開所時間と休所日など規定いたすものでございます。
また、井田川小学校区学童保育所の定員につきまして、今後入所希望者の増加が見込まれますことから、現在の「35人」から「50人」に増員する改正をあわせていたしております。
次に、議案第116号亀山市
総合環境センター条例の一部改正についてでございますが、
新市まちづくり計画に基づき廃棄物の再資源化を促進するため、平成18年度から亀山市
総合環境センターの分館として関町新所175番地の3に刈り草
コンポスト化センターを設置することから、本条例を改正いたすものでございます。なお、施行は平成18年4月1日からとしております。
次に、議案第117号亀山市
文化会館条例の一部改正についてでございますが、現在、管理委託制度により管理している文化会館につきまして、平成18年度より
指定管理者制度を導入することから、本条例を改正いたすものでございます。主な改正内容は、
指定管理者が行う業務の範囲、文化会館の開館時間及び休館日などを規定し、また、あわせて文化会館の使用料に含まれる物品につきまして見直しを行っております。
次に、議案第118号亀山市
中央コミュニティセンター条例の一部改正についてでございますが、平成18年度から亀山市中央コミュニティセンターの管理につきまして、現在の管理委託制度から
指定管理者制度の導入を図るため、本条例を改正いたすものでございます。主な改正内容は、
指定管理者が行う業務の範囲、センターの開館時間及び休館日などを規定いたすものでございます。
また、あわせてセンターの使用料に含まれる物品につきまして見直しと喫茶コーナーの使用料を改定いたしております。
次に、議案第119号亀山市
地区コミュニティセンター条例の一部改正についてでございますが、平成18年度より18ヵ所の地区コミュニティセンターにつきまして
指定管理者制度を導入することから、本条例を改正いたすものでございます。主な改正内容は、
指定管理者が行う業務の範囲、センターの開館時間及び休館日などを規定いたしております。
次に、議案第120号亀山市
石水渓キャンプ場施設条例の一部改正についてでございますが、平成18年度から石水渓キャンプ場施設につきまして
指定管理者制度を導入いたしたく、その施設の
指定管理者が行う業務の範囲、施設の使用期間及び使用時間などを規定いたしております。
次に、議案第121号亀山市
都市公園条例の一部改正についてでございますが、現在の管理委託から、都市公園につきましても平成18年度から
指定管理者制度を導入することから、
指定管理者が行う業務の範囲などを規定し、改正いたすものでございます。
次に、議案第122号亀山市
公共下水道条例の一部改正についてでございますが、下水道法の改正に伴いまして、本条例に引用している条項にずれが生じますことから、所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第123号
亀山市営住宅条例の一部改正についてでございますが、土地区画整理法の改正に伴いまして、本条例に引用している条項にずれが生じますことから、所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第124号亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正についてでございますが、平成18年度から市長部局の組織・機構改革の実施に伴いまして、地方公営企業法に基づき
水道事業等を行う組織を上下水道部に改めるものでございます。
続きまして、議案第125号平成17年度亀山市
一般会計補正予算(第4号)についてでございますが、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ4億978万9,000円を追加して、補正後の予算総額を200億6,681万4,000円といたしております。
次に、繰越明許費の補正でございますが、道路改良事業及び橋梁整備事業で年度内完成が見込めないことから、やむを得ず繰り越しいたすものでございます。
次に、地方債補正につきましては、借入予定額の決定、それぞれ事業費の変更等による補正でございます。
それでは、歳出の主な補正内容からご説明申し上げます。
初めに、総務費につきましては、勧奨退職者の退職手当の増額でございます。次に、民生費につきましては、
社会福祉法人が引き継ぎます
野登ルンビニ園整備事業に対する補助金。衛生費につきましては、斎場建設事業で用地購入費を、土木費においては、各路線の事業進捗に合わせた組み替えのほか、和賀・白川線整備事業を合併特例債事業に変更する補正をいたしております。
次に、歳入でございますが、市税につきましては、液晶関連企業などにより法人市民税及び固定資産税で増収が見込まれますことによる補正でございます。また、財政調整基金につきましては、市税の増収により繰入額を減額いたした次第でございます。このほか一般財源として、減税補てん債、前年度繰越金を補正いたいしております。次に、特定財源として、
野登ルンビニ園整備事業補助金の財源として、国庫補助金、
地域福祉基金からの繰入金のほか、県支出金、諸収入、合併特例債などを計上いたしております。
次に、議案第126号平成17年度亀山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ8,749万5,000円を追加して、補正後の総額を31億4,467万7,000円といたしております。補正の内容は、前年度繰越金を財源とする退職被保険者等療養給付費の補正でございます。
次に、議案第127号平成17年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ1億1,227万8,000円を追加して、補正後の予算総額を9億1,037万8,000円といたしております。補正の内容は、坂下・市瀬地区整備事業において補助事業費の追加がありましたので、事業の増額補正をいたした次第でございます。また、これに伴い年度内完成が見込めないため、やむを得ず繰越明許費を計上いたしたものでございます。
次に、議案第128号平成17年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ563万3,000円を減額して、補正後の予算総額を14億4,476万7,000円といたしております。補正の内容は、人件費のほか、関第5処理分区整備事業費の追加などにより、年度内完成が見込めないため、やむを得ず繰越明許費を計上いたしたものでございます。
次に、議案第129号平成17年度亀山市
水道事業会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正は、人件費のほか、
農業集落排水事業費の追加によります配水管改良工事費の補正でございまして、収益的支出で人件費の補正として149万7,000円を減額して、補正後の予算額を8億3,580万3,000円といたしております。
また、資本的支出では、工事負担金を財源として配水管改良工事費等で3,319万1,000円を増額し、補正後の予算額を6億8,779万1,000円といたしております。
以上が、一般会計、各
特別会計及び企業会計の補正予算の主な内容でございます。
詳細につきましては、助役をして説明いたさせますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
続きまして、議案第130号市道路線の認定についてでございますが、能褒野43号線の認定につきまして、道路法第8条第2項の規定により議決を求めるものでございます。なお、認定路線の箇所につきましては、参考資料の路線図をごらんいただきたいと存じます。
最後に、議案第131号
工事請負契約の変更についてでございますが、亀山西小学校改築事業の建築工事につきまして、基礎ぐいの延長、太陽光パネル取りつけなど、本工事に変更が生じましたので
工事請負契約を変更いたしたく、
地方自治法第96条第1項第5号及び亀山市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
以上、簡単ではございますが、今議会にご提案申し上げております各議案の説明といたします。何とぞよろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
小坂直親君)
市長の上程各案に対する提案理由の説明は終わりました。
次に、助役に平成17年度各会計補正予算についての補足説明を求めます。
小坂助役。
○助役(小坂勝宏君)(登壇)
今議会に提出をいたしました各会計の補正予算の主な項目につきまして、補足説明をさせていただきます。
今回の補正の主な要因は、一つ、勧奨退職者の退職手当、二つ、
児童福祉施設整備として私立保育所整備費補助金、三つとして、斎場建設事業での用地購入費などでございます。
それでは、概要につきましてご説明申し上げます。
初めに、補正予算書4ページをごらん願います。
第2表 繰越明許費につきましては、土木費の道路改良事業、橋梁整備事業において、工事施工の調整に時間を要したことなどにより、年度内完了が見込めないことから、やむを得ず翌年度へ繰り越しするものでございます。
また、第3表 地方債補正は、後ほど歳入の項でご説明申し上げますが、起債対象事業費の変更などにより、借入限度額を21億4,870万円から21億4,010万円に減額しようとするものでございます。
それでは、歳出から主な項目につきましてご説明申し上げます。
まず初めに、人件費でございますが、52、53ページをお開き願います。今回の補正は、人事院勧告に準じた給与改定と退職手当の補正が主なものでございまして、53ページの上段の退職手当では、当初4名の定年退職者を計上しておりましたが、勧奨退職等で11名増加し、15名の退職者が見込まれるため、2億6,562万6,000円の追加計上をいたしております。
戻りまして、18、19ページをお開き願います。第2款総務費、第15目の行政情報化推進費724万2,000円は、今議会に提案をいたしております議案第110号亀山市
行政組織条例の制定についてによります機構改革などに係る行政情報事務システムの修正経費でございます。
次に26、27ページ、第3款民生費、第2項児童福祉費、説明欄下段の私立保育所整備費1億4,371万8,000円は、
社会福祉法人が引き継ぎます
野登ルンビニ園整備事業に対し、国の交付金と
地域福祉基金繰入金を財源として補助を行うものでございます。
また、第2目児童措置費2,360万円は、私立保育所への入所者の増加により計上いたしたものでございます。
次に32、33ページ、第4款衛生費、第4目火葬施設費、説明欄の斎場建設事業9,799万3,000円は、必要となる用地購入費の増額のほか、設計測量等委託料で実施見込み額が決まったものに対して、それぞれ減額をいたしたものでございます。
次に38ページ、第8款土木費、第3目道路新設改良費、下段の地方道路整備臨時交付金事業124万7,000円は、太岡寺線ほか2線で事業の進捗に合わせて組み替えを行ったもので、41ページの説明欄中段の和賀・白川線整備事業1億647万円の減額は、当初地方特定道路整備事業で計画をいたしておりましたが、合併特例債を活用した事業として整備すべく、41ページ説明欄下段のとおり、同額を組み替えいたしたものでございます。
次に48、49ページ、第10款教育費、第4項幼稚園費、説明欄の一般管理費20万円は、亀山ライオンズクラブ様より幼児教育のためにと寄贈いただきましたので、各園への図書購入費を計上いたしたものでございます。
以上で、歳出の説明とさせていただきます。
続きまして、歳入についてご説明申し上げます。
戻りまして、8、9ページをお開き願います。第1款市税につきましては、第1項市民税におきまして、景気の回復基調を受けて法人分で増収が見込まれますことから4億円を、また第2項固定資産税におきましては、液晶関連企業で予想を超える設備投資が行われたことから、償却資産で1億7,000万円の増収が見込まれるため、計上をいたしました。
また、説明欄下段の第14款国庫支出金、第3節の児童福祉費補助金の次世代育成支援対策
施設整備交付金5,371万8,000円は、
野登ルンビニ園の整備に対する国からの交付金でございます。
次に10、11ページ、下段の第15款県支出金、第6目土木費県補助金1,223万4,000円は、市道改良事業等について、県の緊急避難路整備事業費補助金の交付決定を受けたことから計上いたしました。
次に12、13ページ、第17款寄附金20万円は、先ほどご説明をいたしましたライオンズクラブ様の寄附金でございます。
また、その下の第18款繰入金、第1目財政調整基金繰入金3億3,870万円の減額は、市税が増収となったことから、基金からの繰入金を減額するものでございます。
また、第5目
地域福祉基金繰入金9,000万円は、
野登ルンビニ園の整備に対し補助金に充当するため、繰り入れしようとするものでございます。
最後に14、15ページ、第21款市債、第1目減債補てん債1億3,240万円及び第2目の臨時財政対策債60万円は、借入限度額の決定により計上いたしたものでございます。
また、第3目衛生債9,310万円は、斎場建設事業に係ります用地費に充当する合併特例債でございます。
また、第5目土木費、説明欄の地方特定道路整備事業債9,450万円の減額は、最下段のとおり、和賀・白川線整備事業を合併特例債事業として整備するため、組み替えを行ったものでございます。また、高速道路関連整備事業債4,600万円の減額及び道路整備事業債1億9,530万円の減額は、市税の増収などにより財源の見込みが立ったため、市債の借り入れを控えるものでございます。
続きまして、
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
64、65ページをごらんいただきたいと存じます。
今回の補正は、前年度繰越金を財源として、人件費149万5,000円のほか退職被保険者等療養給付費に不足が見込まれますので、8,600万円を計上いたしました。
続きまして、82、83ページの
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
今回の補正は、第1款事業費、第1目建設改良費1億1,227万8,000円で、坂下地区及び市瀬地区整備事業に補助事業費の追加がございましたので計上いたしました。なお、この事業費の追加を年度内に完成させることが見込めませんので、73ページ上段のとおり、1億949万5,000円の繰越明許費を計上いたしました。
また歳入につきましては、78、79ページのとおり、事業費の追加により受益者分担金664万2,000円、県補助金4,797万5,000円、市債4,680万円を計上し、次の80ページで前年度繰越金2,779万5,000円を計上いたしましたことから、歳出補正額との調整により一般会計繰入金を1,693万4,000円減額をいたしました。
続きまして、
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、90ページをごらん賜りたいと存じます。
歳入におきましては、第8款前年度繰越金5,525万6,000円を計上いたしましたことから、歳出補正額と調整し、第5款一般会計繰入金を6,088万9,000円減額するものでございます。
歳出におきましては、人件費の補正でございまして、第1款事業費、第1項業務費で488万円の増額、第2項建設改良費で1,051万3,000円の減額を行うものでございます。
また、繰越明許費につきましては、関第5処理分区整備事業費の追加、野村処理分区整備事業での水道管の移設協議や井田川・能褒野処理分区実施設計委託での関係機関協議に時間を要したことなどから年度内完了が見込めないため、やむを得ず2億4,350万円の繰り越しを行うものでございます。
最後に、
水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。
104ページをごらん賜りたいと存じます。
収益的支出では、それぞれ人件費の補正でございます。
105、106ページの資本収入及び支出では、坂下・市瀬地区の
農業集落排水事業費の追加がありましたので、下水
管渠布設工事に伴います水道管・配水管の改良工事を実施するため、上水・簡水合わせて工事負担金1,538万円を受け入れ、106ページに掲げたとおり、市瀬地区の配水管改良工事費1,200万円、坂下地区の配水管改良工事費2,100万円を計上いたしたものでございます。
以上をもちまして、一般会計並びに
特別会計補正予算の補足説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小坂直親君)
助役の補足説明は終わりました。
以上で、上程各案に対する提案説明は終わりました。
お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小坂直親君)
ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
続いて、お諮りいたします。
明6日から11日までの6日間は、議案精査のため休会いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小坂直親君)
ご異議なしと認めます。
したがって、明6日から11日までの6日間は休会することに決しました。
次の会議は12日午前10時から開き、上程各案に対する質疑を行います。
本日はこれにて散会いたします。
(午前11時45分 散会)...